開発ストーリーMUDMASTER

強さを纏う新たなカタチ

タフネスデザイン

MUDMASTERのデザインは、過酷な環境下で確実に操作できるツールとして開発された。その堅牢性、視認性、操作性、装着性のすべては、現場が求める真の実用性に応えるべく生み出されたものだ。

モチーフとなったのは、災害救助で活躍する特殊車両や工具。求められる性能から生まれた無骨な造形は機能美そのもの。その存在感は、この時計が精密機械であることを忘れさせ、あらゆるシーンでハードに使えるプロフェッショナルギアとしての信頼感を醸し出している。なかでもケース正面に堂々とレイアウトされたフロントボタンは、ライトを点灯させるという役割を超え、このプロダクトの個性を決定づけるアイデンティティにまで昇華している。

MUDMASTERのデザインは、手描きのスケッチでイメージを模索することからスタートした。外装には構造上にも見た目にも強さが求められる。文字板は見やすさを左右し、ボタンの配置は過酷な環境下での使いやすさに直結する。こうした要素を踏まえつつ、今までにない独自性を打ち出す。数知れないスケッチが描かれ、ひとつひとつ検討する試行錯誤の日々が続いた。

そのなかで、開発当初から変わらなかったアイデアが、フロントボタン。アナログタイプの丸型フェイスへ、さらに丸型の立体物を増やすのは、造形バランスをとるのが非常に難しい。しかも、時計正面には重要なパーツが多く存在するため、ボタンを配置するスペースを確保するのは至難の業だ。位置や角度、突出量に至るまで綿密な検証が繰り返された。完成したのは、誰もが予想しなかったデザイン。同時に、誰もが待ち望んだデザインでもあった。

もちろん、細部へのこだわりにも妥協はない。どのアングルからでも見やすい大型時分針や立体インデックス、夜間行動中の情報確認に役立つ蓄光処理やダブルLEDライト、ヘリが巻き上げる砂利から風防の傷つきを防ぐサファイアガラス風防など、随所に文字板の視認性を高める工夫が施された。また、ボタンに滑り止めのチェッカリングを刻み、バンドに傷が目立たない特殊パターンを施すなど、テクスチャーを多用したデザインも、パワフルな外観を創出するのに一役買っている。

MUDMASTER GWG-1000

プロの要望、開発陣の信念、G-SHOCKとしての使命。これらが融合することでMUDMASTERは完成した。極限と向き合うことで生まれた機能。プロダクトにタフネスという魂を吹き込むデザイン。そのひとつひとつに、G-SHOCKの原点と進化が息づいている。

MASTER OF GMUDMASTER

耐衝撃 × GPSハイブリッド電波ソーラー