開発ストーリーGULFMASTER

タフネスの新境地

マリンデザイン

海上ミッションをサポートする装備品のひとつとして、時計には視認性や装着性といった実用性が求められる。外装設計から文字板、バンド構造まで、GULFMASTERを形づくるデザインのすべては、そうした要望をクリアするために開発された。そのうえで、タフネスデザインの新たな可能性にも挑戦。G-SHOCKとしての進化にも野心的に取り組んだ。

異彩を放つのが特大のベゼルだ。大きく刻まれた目盛りは、船舶航行時の重要機能である気圧差をインジケーター表示するためのもの。フェイスのなかで最も目立つため、一目で計測値が認識できる。船の計器や舷窓をイメージしたラウンドフォルムを採用することで、海上での実用性を追求しながら、海に立ち向かう人々の力強さを表現。機能とデザインの融合が図られている。

ラウンドモチーフは、インデックスの形状にも踏襲されている。大型の時分針、シャープな秒針と組み合わせることで、悪天候による視界不良、機材搬送などの作業時でも、時刻をはじめとした様々な情報を、より正確、より確実に確認できるよう配慮した。さらに、インダイアルには、波を表現した立体形状の別体パーツをレイアウト。時刻モード中、常時表示されるタイドグラフの表現にもこだわった。

風防には、傷に強いサファイアガラスを採用。岩や砂利などで細かい傷がつく心配を極力軽減し、ハードな使用環境のなか、クリアな視界を長期間確保する。

バンド構造も特長的だ。ケースとバンドをシャフトで連結する従来の構造とは異なり、ケースに直接バンドを組み込む構造を新たに開発。バンドに高いテンションがかかったとき、ケースとバンドの間に隙間が生じるのを防ぐ。素材には、通常のウレタンより柔らかく、アウターの上からでも装着しやすいソフトウレタンを使用。さらには、バンド裏面にプロテクターを配置し、手首にしっかりとフィットさせるなど、装着時のストレスを軽減する工夫も盛り込まれている。

また、GWN-Q1000MCには、コンポジットバンドを採用。ファインレジンの中駒とメタルをインサートしたウレタン駒を組み合わせることで、強さと軽さを両立。さらには、二つ折れによる機構とウォームギアによるフリーアジャスト機構を組み合わせた長さ調整機構を装備し、ウエットスーツ着用時でも装着しやすいよう配慮。ダブルロックにより万一のバンド外れの不安を軽減するなど、海上での使用に最適化した素材・構造に仕上げられている。

GULFMASTER GWN-Q1000

プロの要望に応える新たな機能、新たなデザイン。そのひとつひとつには、真の実用性を叶えたいと願う開発陣の想いと、それを形にする先進のテクノロジーが息づいている。常識を覆すことで進化を続けてきたG-SHOCKの真骨頂が、そこにはある。

MASTER OF GGULFMASTER

対衝撃 × 4(クワッド)センサー