開発ストーリーGULFMASTER

海上ミッションを支える先進機能

4(クワッド)センサー

海洋上では、過酷な自然と向き合うための特殊なスペックが求められる。そこで、GULFMASTERには5モードの計測が可能な4(クワッド)センサーを搭載。高精度のセンサー技術や、それを安定駆動させるための省電力技術など、カシオが誇る先進テクノロジーが惜しみなく注入され、計測精度から操作性に至るまで、現場の声が色濃く反映された。

船舶乗組員が、航海中または出航時に最も重要視するのが気圧。とくに気圧が低下傾向にあるときは天候の悪化が予測される。最悪の場合、嵐となる可能性を視野に入れる必要があり、ミッションの中断を決断するタイミングにも影響する。そこで、GULFMASTERの気圧計には、現在の気圧値だけでなく、気圧変化を定期的に計測・表示する工夫が施された。大型ベゼルを使って気圧差をインジケーター表示するとともに、急激な気圧変化をアラームで報知するなど、天候予測をサポートする機能を充実させている。

方位計も航行に必要な機能のひとつ。GPSが普及した現代においても羅針盤を備えている船舶は多く、航海士は常に方位を意識して業務を行っている。もちろん、周辺海域の安全確認は計器でも行われるが、肉眼でのチェックも怠らない。そうした作業に配慮し、GULFMASTERの方位計は、ボタン操作を少なく、連続計測時間を長くするなどのスペック向上が図られた。さらに、自動水平補正機能も搭載。船上で安定した姿勢がとれないときでも、正確な計測を可能としている。

水難救助の現場では、スキンダイビングによるレスキュー活動も行われる。GULFMASTERの水深計は、こうした緊急時における水中での活動を想定し搭載された。10cm単位で最大50mまでの水深計測に対応。潜水時間も同時計測する。また、インジケーター表示で水難救助のメインの活動領域といわれる水深20mの確認を可能とするなど、プロの意見を参考に実際の使用シーンに即した水深計測機能を完成させた。

また、救助ヘリや岸壁の上から海面までの高さを知るのに役立つ機能として高度計を、昼夜間の温度変化に対応する機能として、-10℃〜60℃まで計測可能な温度計を搭載。過酷な環境への備えを、4センサー5モード計測という先進の機能で実現した。さらに、これらのセンサー計測値を時刻とセットでメモリーするタイムスタンプ機能も装備。救助記録の管理に役立てたいという現場ニーズにもきめ細かく応えている。

センサー機能以外にも、GULFMASTERには海上活動で役立つ様々な機能が搭載されている。潮位変化の影響を大きく受ける海岸や河口付近で作業を行う場合は、タイドグラフが効果を発揮。潮位表で確認することなく、手元で潮汐情報を簡単にチェックできる。夜間行動には、ダブルLEDライトが有用。オートライト機能を付けることで、ロープワークなどで両手がふさがった状態でも、文字板の確認を可能としている。

GULFMASTER GWN-Q1000

MASTER OF GGULFMASTER

耐衝撃 × 4(クワッド)センサー