開発ストーリーGULFMASTER

海と対峙する強さを

高気密タフネス構造

海上ミッションでは、時計が雨や波にさらされたり、船体や岩礁などにぶつけたりすることも少なくない。こうした事態に備えるためには、相応の堅牢性、防水性が求められる。そこで、GULFMATERでは、G-SHOCKが誇る耐衝撃構造に加え、気密性を高める構造が採用された。

開発にあたり課題となったのは、ボタン部の気密性。ケースには、ボタンシャフトを通すための穴があり、水の浸入を食い止めるためには、この部分の構造が最も重要となる。そこで、ボタン部の構造を見直し、防水強化対策を実施。ケースとボタンシャフトの間に、3連Oリングを装備したメタルパイプを入れることで安定した防水性能を実現した。

さらに、ケース開口部が衝撃や水圧で破損・変形するのを防ぐため、ケースの素材に高剛性のカーボンファイバー強化樹脂を使用。数多くの試作・検証が繰り返され、メタルに匹敵する強度を持つ樹脂素材を、複雑なケースの形に成形することに成功した。

センサー部の構造も複雑だ。気圧計や水圧計は、センサー部が外気や水と触れることで気圧や水圧を感知し、その情報をモジュールへと伝える。精密部品であるセンサーを保護することは重要だが、完全シャットアウトした状態では、計測精度に影響してしまう。

そこで、採用されたのが多層構造のプロテクト。外側のセンサーカバーは、衝撃などによる物理的損傷を防止すると同時に、スリットや穴を設けることで水や空気が通り抜けられる構造とする。さらに、最内層にメタルパネルとパッキンを配置し、モジュールへの水の浸入を防止する。これにより、防水性と耐衝撃性を保持したまま、圧力センサーの搭載が可能となった。

MASTER OF GGULFMASTER

耐衝撃 × 4(クワッド)センサー