開発ストーリーGRAVITYMASTER
GPW-2000

究極の先へ。
タフネスの新たな挑戦。

NEW「TRIPLE G RESIST」

TRIPLE G RESIST。それは、常に過酷な環境下でミッションを行うパイロットのために生み出された。衝撃力、遠心重力、振動の3つの重力加速度による負荷から時計の心臓部であるモジュールを守る、いわば強靱な骨格のような存在だ。

ファインレジンフレームで接続した衝撃吸収構造ケース、重量バランスを最適化した針の形状、振動減衰および衝撃緩和に効力を発揮する2種類のαゲル®など、随所に強化対策を施すことで、計器類やキャノピーへの接触による衝撃破損や、急旋回時のGによる針の変形を防ぐ。また、特に振動の大きなヘリコプターへの搭乗や整備を想定し、エンジンやローターの振動による針の脱落、モジュールの破損にも耐えられるよう設計。そのうえで厳しい基準のもとで耐久試験を実施し、実際の使用状況をはるかに超えるタフネス性能を実証。航空機を運用する現場のシビアな要求に応えている。

さらにGPW-2000では、今までにない試みも行われた。さらなる振動対策として、新たなバンド固定構造の実用化に挑戦。従来のモデルでは、バンド固定ビスを筒状のワッシャーでカバーすることにより、振動によるビスの緩みを防ぐ構造が採用されたが、新構造では、ビスそのものを使用しないことで、バンド脱落の原因となる振動の影響を限りなくゼロに近づけるという発想が取り入れられた。

コンセプトは明快だった。しかし、これを実現するための開発は困難を極めた。数え切れないほどのデザインスケッチが描かれ、ネジ留め以外の方法でバンドを固定する手法を検討。パーツの素材、形状から、製作方法、量産化に適した組み立て手順に至るまで、試行錯誤を繰り返し、最適解を見つける作業が続けられた。

その結果、バンド固定ピンを、両端のシャフトカバーと中央の固定ピースを連結したストッパーで支持するという新構造が完成。なかでも重要な役割を果たす固定ピースは、ファインレジンにカーボンファイバーを封入し十分な強度を確保。カーボンシートと樹脂の密着性を確認するため、数多くの試作を行うとともに、樹脂と炭素繊維の素材特性の違いによる加熱成形時の変形を防ぐため、金型を何度も作り直すなど、膨大な手間と時間がかけられた。

また、この固定ピースは、構造部材であると同時に、外装デザインの一部としても機能。ウレタンカバーに開けられた穴から、あえてカーボンファイバーのテクスチャーを露出させることで、タフネス感を強調。アビエーションウオッチとしての存在感を高めた外観に仕上げている。

究極のタフネスを求めて。G-SHOCK開発の最前線で、あくなき挑戦を続けるGRAVITYMASTER。実用を超えてもなお終わることのない進化が、パイロットの信頼に応える真の強さを生み出している。

MASTER OF GGRAVITYMASTER

Bluetooth® × GPS × 電波ソーラー