開発ストーリーGRAVITYMASTER
GPW-1000

空を制する強さを

TRIPLE G RESIST

コクピット内の環境は過酷を極める。パイロットウオッチにとってタフであることは、確実な動作を約束するうえで絶対条件となる。しかし、通常の耐衝撃構造だけでは、常に遠心重力や振動と格闘するパイロットの要求を満たすことはできない。この課題を解決するべく誕生したのが、GRAVITYMASTERのコアテクノロジーであるTRIPLE G RESISTだ。

新たなタフネス構造の開発にあたっては、従来までの剛性強化や軽量化といった構造学的な手法に加え、振動解析、素材開発という両面から科学的にアプローチ。モジュールの振動特性を数値化し、これに最適化した制震素材の開発を行うなど、各分野のエキスパートとタッグを組み、様々な試作・検証が行われた。

完成したのは、モジュールの周囲にαゲル®を実装した構造。シリコーンを主原料とするゲル状素材に特殊な添加材を加えて調整を繰り返すことで、揺れが最も大きくなる共振のエネルギーを逃がすのに効果的な硬度を見出した。形状には、建造物の免震装置をヒントに、XYZ 3軸の揺れに対して有効な円柱状を採用。さらに、サイズの異なる円柱を組み合わせることで、大きな円柱で大きな揺れ、小さな円柱で小さな揺れを低減。様々な振動に対応した構造を実現した。

また、バンド接続部にワッシャーを配置し、振動によるビスの緩みを抑制。ケースのフレーム部に強靱なファインレジンを採用し、耐衝撃性を向上。比重の小さいカーボンファイバー製秒針を使用し、遠心重力による針落ちを防止するなど、従来の構造にもさらなる強化対策が施された。

さらに、専用の試験機により性能評価を実施。自動二輪車車載機用などに求められる等級(20Gまでの振動加速度)を参考に耐振動性能を確認。耐遠心重力性能のチェックには、航空機用機器に求められる最高等級(15Gまでの遠心重力)下で試験を実施するなど、厳しい基準をクリアすることで、その実力を証明している。

GRAVITYMASTER GPW-1000

MASTER OF GGRAVITYMASTER

耐衝撃 × GPSハイブリッド電波ソーラー