30th ANNIVERSARY REAL TOUGHNESS 2013

SKATEBOARD STAIR&RAIL JAMステア&レール ジャム

WINNER!

瀬尻 稜


PROFILE

準決勝第1グループは瀬尻 稜、砂川元気、奥野健也、マリウス・シヴァネン、ジェイク・ジョンソン、ウェス・クレマーの6名。REAL TOUGHNESSで2連覇を達成している瀬尻はクオーターパイプで頭部を強打しながらも、次々と十八番のレールトリックを披露。砂川はクオーターパイプから飛び出してジャッジ席へのストールを見事メイク。奥野は淡々と難度の高いレールやレッジトリックを量産。フィンランド出身のマリウスはレールでBsテールやフロントブラントを決め、ジェイクは練習中に足首を負傷しながらもステアでのノーコンプライをメイク。前年の六本木にも出場していたウェスはステアでフリップトリック、レッジでのウォーリーからのブラントスライド、クオーターパイプでのハイレベルなエアーなど、世界トップレベルのスケーティングを見せつけた。結果、ウェスが優勝候補の瀬尻を上回り1位で決勝進出。瀬尻が続いて2位、3位には僅差で奥野が食い込んだ結果となった。

準決勝第2グループは山城正隆、村井海斗、謝花明徳、イーライ・リード、リー・ヤンコウ、エヴァン・スミス。G-SHOCKに所属する山城はステアでのフリップトリックやレールトリックで見せ、17歳の村井は十八番のヒール系トリックをステアで披露。謝花は数え切れないほどのレールトリックを量産。NYから参加のイーライは実力を完全に発揮できなかったものの、持ち前のスタイリッシュなスケーティングで会場を魅了。リーは観客性にオーリーで飛び出すという掟破りの滑りを見せた。今イベントでもっとも注目を集めていたエヴァンは、ステアでノーズグラブの360オーリーをはじめとするハイセンスなトリックを次々と決め、世界のトッププロとしての貫禄を見せつけた。結果、満場一致でエヴァンが1位、続いて謝花、そして山城の3名が決勝進出を果たした。

大注目のStair & Rail Jamの決勝進出者はウェス・クレマー、瀬尻 稜、奥野健也、エヴァン・スミス、謝花明徳、山城正隆の6名。この6名による12分のジャムセッションは、誰が勝ってもおかしくないハイレベルな戦いとなった。開始後数分は全員がウォームアップとばかりに次々とトリックを量産。いとも簡単にメイクしているが、実はいずれのトリックもハイレベルなものばかり。ハンドレールでトリックをメイクすること自体がタフであることを忘れさせられるほど、トリックが連続でメイクされていく。山城は果敢にステアやレールを攻め、謝花はKグラインドのヴァリーション、そして奥野もレッジでキックフリップ5-0などスキルフルなスケーティングを見せる。ウェスもオールラウンドにセクションを回りながら独特のしなやかな滑りで観客を圧倒。エヴァンはステアでのSsヒールを決めてクオーターパイプを攻める。瀬尻はいつもと変わらず淡々とハイレベルなトリックをメイクし続け、途中でスイッチが入る。畳み掛けるように270リップスライドやビッグスピンからのフロントボードなどを難なく決める。結果、瀬尻がリアルタフネスの称号をつかみとり、3連覇を達成した。「狙ったトリックはすべてメイクできた」とは瀬尻談。もはやこの男の勢いを止められるスケーターは国内には存在しないかもしれない。